大阪旅行 咲くやこの花館

 前々回記事の柴崎春通絵画展に行った日と同日。大阪観光も楽しんだ。のろのろ書いていたら2月になってしまった。
 大阪へは新幹線のぞみで向かった。普段IC乗車券を使っているが、地域によってIC乗車券の購入サイトが違うことを今回初めて知った。JR東日本の新幹線はえきねっとJR東海・西日本・九州の新幹線はスマートEXのようだ。私はJR東日本支配下にしか新幹線で行ったことがなかったらしい。いろんなことを経験せねばな。
 交通ICでどこでも行けたり、自販機でお茶とか買えたりするのが当たり前になっていて、この便利がない時代はいったいどうしていたんだろうと思う。都市部のごちゃごちゃした路線図から目的地周辺の駅を探すの難しくない?地下鉄とか路線図だけで正しい電車に乗れなくない??タコ足配線しすぎてどのコードが抜いていいやつか分かんないときくらい博打な選択じゃない???私は方向音痴なうえ地図も読めない。さらにカンもよくないので、迷ったら逆方向に進んでるタイプだ。ありがとう、Suicaと乗換アプリとGPS。日々スマホに生かされている。便利がなければ、旅行どころか日常生活も無理だった。
 現代技術によって「咲くやこの花館」に向かう。最寄り駅、鶴見緑地駅の駅前がめっちゃ広いし、緑地公園一帯もめっちゃ広い。いろんな庭園があるんだろうか。また花が咲く時期に来てみたい。
 咲くやこの花館は、日本最大級のデカい温室植物園で熱帯から極地まで様々な地域に生息する植物を鑑賞することができる。すごい。最近ネット記事で知り、行ってみたいけど遠いな~と思っていたので、いい機会に恵まれてよかった。

咲くやこの花館 デカいしカッコイイ


 室内はとても暖かい。最初のコーナーが熱帯植物なので余計にそう感じるのかもしれない。寒い冬こそ屋内植物園。バナナやパパイヤの木もあった。まるで地上の楽園だ。

 なんかいいなと思った花を描いた。
 
 シマシマのハス

ニンファエア ’ブルーアスター’ サクラクレパス、マルマンスケッチブック

 ニンファエア ‘ブルーアスター‘だって。名前もカッコイイ。葉がシマシマなのが珍しいし、おしゃれでカッコイイ。紫の花が鮮やかでとてもきれいだった。
 
 金色のハス。

ムセラ・ラシオカルパ サクラクレパス、マルマンスケッチブック

 

 中国名・地湧金連。まさに地から湧く金のハスのようだが、英名・golden lotus bananaのとおりバナナと同じバショウ科だそう。見に行ったときはつぼみだったが、パネルの写真にあった咲いた様子は星のようできれいだ。見るだけで癒される。植物はいいな。
 
 ほかにもハイビスカスガーデンや、イングリッシュガーデン、食虫植物・高山植物ゾーンもあった。季節によって展示されている花も違うと思われるので、いつでも何回でも楽しめそう。植物名が書かれたラベルだけでなく、どのような植物か、どのような場所に生息しているかなどを紹介するポップもあっておもしろかった。
 時期にもよるのかもしれないが、サボテン・観葉植物の植木や植物をモチーフにした手芸品も販売しており、植物を育てたい、育てられなくても手元に置きたいという人にぴったりだと思う。長距離の移動がなかったら、サボテンとか欲しかった。また、季節によって様々な企画展もやっているらしい。私が行った時にはコケ展が開催されていた。明日2/4からはカカオとコーヒー展が開催されるそう。おもしろそうだ。
 飽き性なので植物を自分で育てるのは難しい。でも植物を見るのは好きなのでいろんな植物園に行ってみたい。スーパーでよくみる果物の野生の姿や、見知らぬ不思議な形態の生命をみることができておもしろい。膨大な種類の植物にもそれぞれ名前があって、それを頑張って育成したり研究している人がいるというのも、なんだか不思議な気持ちになる。生活圏だけの世界だとつまらなく感じることもあるが、こんなに近くにワクワクする見知らぬ世界がある。

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